⼿に魂を込め、歩いてみれば

12月20日・22日・23日〈3日間限定〉

廃墟のガザで撮影を続けるフォトジャーナリストと、彼⼥を⾒守るイラン⼈監督──
1 年にわたるビデオ通話で紡がれた⽐類なきドキュメンタリー

廃墟のガザで撮影を続ける24歳のパレスチナ人フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナ。イラン出身の監督セピデ・ファルシは、ガザに入れないため、彼女との1年にわたるビデオ通話を通じて、このドキュメンタリーを制作する。

空爆と飢餓にさらされながらも、ファトマは力強く生きる市⺠の姿をカメラに収め、ガザの真実を世界に伝え続けた。監督にとって彼女は「ガザを知る目」となり、彼女にとって監督は「外の世界への窓」として強い絆を築く。

しかし悲劇は、カンヌ国際映画祭での上映決定直後に起こる。25歳になったばかりのファトマは、家族と共に空爆で命を落とす。

「もし死ぬのなら、響き渡る死を望む」。彼女の言葉通り、その死は世界中に波紋を広げた。これは、一人の若き命の勇気ある記録であり、現代の紛争の現実と、ジャーナリズムの使命を問いかける。文部科学省選定作品。この真実を、劇場で受け止めてほしい。

©Sepideh Farsi Reves d'Eau Produciton

上映期間 12月20日・22日・23日〈3日間限定〉
上映時間 1時間53分
監督 セピデ・ファルシ
出演 セピデ・ファルシ、ファトマ・ハッスーナ
制作国 フランス・パレスチナ・イラン
制作年 2025
公式サイト https://unitedpeople.jp/put/