『黒川の女たち』舞台挨拶(ご予約はこちら)

2025年9月7日(日)

戦時下の満州で黒川開拓団の女性たちに起きた「接待」という名の性暴力の実態に迫ったドキュメンタリー

80年前の戦時下、中国はるか満洲の地に渡った満蒙開拓団。 日本の敗戦が色濃くなる中で、ソ連軍が侵攻。 守ってくれるはずの関東軍は敗走し、開拓団は過酷な状況に追い込まれた。岐阜県の黒川開拓団は、生きて日本に帰るために、敵であるソ連軍に、助けを求めた。その見返りに若き女性たちを性の相手として差し出したのだ。
帰国後、女性たちを待ち受けてたのは、労いどころか謂れのない差別と偏見だった。心に傷を負った女性たちの声はかき消され、この事実は長年伏せられてきた。

だが、黒川の女性たちは手を携えた。
女性の尊厳を守るため、そして犠牲の史実を封印させないために――。


 

◆舞台挨拶日時 9月7日(日) 10時00分の回(上映後)

◆会場 ほとり座シネマホール
(富山県富山市総曲輪三丁目 3-16 ファッションビル4階)


 

◆登壇者

監督 / 松原文枝さん

プロフィール
1991年テレビ朝日入社。政治部・経済部記者。「ニュースステーション」、「報道ステーション」ディレクター。政治、選挙、憲法、エネルギー政策などを中心に報道。
2012年にチーフプロデューサー。経済部長を経て現在、ビジネスプロデュース局ビジネス開発担当部長。
「独ワイマール憲法の教訓」でギャラクシー賞テレビ部門大賞。「黒川の女たち」のベースとなった「史実を刻む」(2019)がUS国際フィルム・ビデオ祭で銀賞。
ドキュメンタリー番組「ハマのドン」(2021、22)でテレメンタリー年度最優秀賞、放送人グランプリ優秀賞、World Media Festival銀賞など。
映画『ハマのドン』がキネマ旬報文化映画ベスト・テン第3位。
著書に「ハマのドン」(集英社新書)。


 

チケット販売概要

  • 一般:2,000円
  • 会員・シニア・学生・障がい者:1,500円
  • 高校生以下:1,000円
  • 未就学児:無料

※ペア50割、月曜サービス、協賛金券、ポイント、インビテーションは適用外
※ムビチケのご利用はできません

◆ご予約

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『黒川の女たち』

監督:松原文枝
2025/日本/1時間39分
©テレビ朝日