「月刊ホン・サンス」 旅人の必需品

2025年11月22日~11月28日

監督デビュー30周年記念
5カ月連続新作上映「月刊ホン・サンス」

1996年の長編デビュー作『豚が井戸に落ちた日』から30年。これまで30本以上の監督作を発表し、近年はさらなるハイペースで自身のフィルモグラフィを更新し続けるホン・サンス。韓国のソウルに生まれ、アメリカで美術を学んだホン・サンスは、大作商業映画からは距離を置いた映画の製作体制を築き、ベルリン国際映画祭での5度の受賞をはじめ、カンヌ、ヴェネチア、ロカルノなど数々の国際映画祭で活躍し唯一無比の存在感を示してきた。その独自のスタイルはまさに孤高の映画作家といえるが、あくまで淡々とおおらかで独自の作品づくりを続けてきた。

謎めいた映画世界に導かれるように、この秋、ホン・サンスの“いま”に出会える、異例の企画がスタートする。2025年11月から2026年3月まで、2023年以降につくられた新作5本を5カ月連続で公開する「月刊ホン・サンス」 。

ミステリアスでユーモアに満ちたホン・サンス映画とともに、世界の新たな見方を発見してほしい。



詩、マッコリ、年下のボーイフレンド。

STORY 
ソウルを旅する謎めいたフランス人女性イリス。フランス語の個人レッスンをしている彼女は、生徒たちの家を渡り歩くが、あまりに風変わりな教え方に、人々はみな戸惑うばかり。レッスンが終わると、彼女は年下のボーイフレンドの家へと帰っていく。イリスは何をしに韓国へやってきたのか。なぜフランス語を教えているのか。韓国の国民的詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)の詩に触れるなかで、徐々に彼女の謎に満ちた日常が浮かび上がっていく。

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会員特典:Wポイント

上映期間 2025年11月22日~11月28日
上映時間 1時間30分
監督 ・脚本・製作・撮影・編集・音楽:ホン・サンス
出演 イザベル・ユペール、イ・ヘヨン、クォン・ヘヒョ、チョ・ユニ、ハ・ソングク、キム・スンユン
制作国 韓国
制作年 2024
公式サイト https://mimosafilms.com/gekkan-hongsangsoo/