テイク・ミー・サムウェア・ナイス
2025年11月29日~12月5日
オランダからボスニアへ 少女でも大人でもないアルマの”自分探し”の旅が始まる。
誰か連れ出して…この退屈な世界から
オランダで暮らすボスニア人の少女アルマ。両親は戦火に揺れる祖国を離れてオランダで暮らし、アルマを育てたが、やがて父はアルマと母を置いてボスニアへ戻り、疎遠となっていた。ある日、父が入院したという知らせが届き、アルマは母に言われるまま、単身ボスニアへ向かう。ボスニアの空港でアルマを出迎えた従兄エミルは無愛想で何の手助けもしてくれず、エミルの“インターン”を名乗るデニスだけが彼女の話に耳を傾けてくれる。父のいる町を目指しバスに乗り込むアルマだったが、休憩の間にバスは彼女を置き去りにし、荷物だけを乗せたまま走り去ってしてしまう。
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身でオランダ育ちのエナ・センディヤレビッチが長編初監督を務め、ジム・ジャームッシュ監督作「ストレンジャー・ザン・パラダイス」に多大な影響を受けながら、主人公に監督自身のルーツを投影して描き出す。タイトルは、スコットランド出身のロックバンド「モグワイ」の楽曲名に由来する。2019年・第48回ロッテルダム国際映画祭にてタイガーアワード特別賞を受賞。
(C)2019(PUPKIN)
| 上映期間 | 2025年11月29日~12月5日 |
|---|---|
| 上映時間 | 1時間31分 |
| 監督 | ・脚本:エナ・センディヤレヴィッチ |
| 出演 | サラ・ルナ・ゾリッチ、エルナド・プルニャヴォラツ、ラザ・ドラゴイェヴィッチ |
| 制作国 | オランダ・ボスニア |
| 制作年 | 2019 |
| 公式サイト | https://take-me.crepuscule-films.com/ |