Ryuichi Sakamoto: Diaries
2026年1月4日~1月16日
世界的音楽家・坂本龍一
彼は、命の終わりとどう向き合い、何を残そうとしたのか
坂本龍一が2023年3月に逝去するまでの最後の3年半にわたる闘病と創作活動の軌跡を辿るドキュメンタリー。
ガンに罹患し、命の終わりと向き合った彼が、目にし耳にしたもの、苦悩や葛藤、そして音楽への深い思考を克明に綴った「日記」を軸に構成。
遺族の全面協力により提供された貴重なプライベート映像やポートレート、未完成の音楽など、映画オリジナルの新たな要素も加える。
晩年の日記に綴られたのは「死刑宣告だ」「どんな運命も受け⼊れる準備がある」という言葉、「残す音楽、残さない音楽」といった芸術家としての本音。
また、⾬の⾳、雲の流れ、⽉の満ち⽋け──映像には、晩年の坂本が⾒つめ、魅せられた美しい⾃然の⾳や⾵景が収められ、時間を超えて観る者の⼼を揺らす。
日記の朗読は生前親交のあった田中泯が務める。さらには共にYMOで活動し盟友だった高橋幸宏との知られざる交流や、最後の作品となった未発表曲の制作過程など、ニューヨークの自宅や病室で過ごした日々を鮮明に描き出す。
⾳楽家でありながら、アート・映像・⽂学など多様なメディアを横断し、生涯を通じて追い求めた「理想の音」を生み出そうと情熱を貫いた坂本の最期の姿が、映画館ならではの音響と空間でスクリーンに刻まれる。
11月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
© “Ryuichi Sakamoto: Diaries” Film Partners
| 上映期間 | 2026年1月4日~1月16日 |
|---|---|
| 上映時間 | 1時間36分 |
| 監督 | 大森健生 |
| 出演 | 坂本龍一 | 朗読:田中泯 |
| 制作国 | 日本 |
| 制作年 | 2025 |
| 公式サイト | https://happinet-phantom.com/ryuichisakamoto-diaries/ |