チャップリン

【チャップリン家初の公認ドキュメンタリー】
“放浪紳士”の原点はここにあった――
チャーリー・チャップリンのルーツに迫る新たな物語

ドタバタ喜劇に庶民の哀愁や社会風刺を巧みに組み込んだユーモア溢れる作品を多く生み出し、世界中の人々を魅了してきたチャーリー・チャップリン。ちょび髭にだぶだぶのズボンと大きなドタ靴、ステッキと山高帽がトレードマークの“放浪紳士”に扮し、笑いの中にさみしさや孤独を抱え、社会のなかで弱い立場の人に寄り添う心優しいキャラクターで愛されてきた。そんな放浪紳士に垣間見えるのは、ロマのアイデンティティ。本作では、チャップリンがロマの血を1/8引き、そのことを誇りに思っていたことが明かされる。極貧の少年時代からアメリカを追放されスイスで過ごした晩年まで、映画の神様チャップリンのルーツに迫る新たな視点の物語。

本作はチャップリン家が全面的に協力・公認した唯一のドキュメンタリー。息子マイケルが製作・出演し、父子断絶の過去を経て父との関係を見つめ直す。娘ジェラルディン、孫カルメンら家族の証言に加え、ジョニー・デップら著名人も登場。名作映像や初公開のプライベートフィルムを交え、世界的スターであり一人の人間だったチャップリンの素顔や作品に隠されたルーツを掘り下げる。


12月19日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国順次公開

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